ここは主に「UTAU」関連、その他ニコ動とか色々、気になったものについて適当に描いたり書いたりするところです。UTAU用音源も配布してます。
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UTAU音源キャラの設定について
(個人的な考えです)←重要
(特定の意見を誤とする目的ではありません)←さらに重要
(長いよ!)←これも重要


設定を細かく詰めすぎるのはあまり良い効果は生まないだろうというのはわかる。同意もする。
この場合の効果とは、「多くに使ってもらえる音源になる」という目標に対して。
使われる音源になるためには、ノイズがないとか、音量が安定しているとか、原音設定がしっかりしているとか、そういった音源そのものの質が第一になる。ここがガタガタならば、どんなに人目を引くキャラクタを設定しようと無意味である。キャラはオマケなのだ。
「多くに使ってもらえる音源」が目標ならば。
ただ、どんなに音源の質が優秀であったとしても、人目を引かなければ、存在に気付いてもらえなければ意味がない。
中の人なり作成者が積極的にその音源を使ってアピールすることが出来るなら、それに越したことはない。最も有効な宣伝方法だから。
けど、全ての中の人がそれが出来ると思うのはやや厳しいと思う。単純なかえるの歌やきらきら星などなら少し努力すれば歌わせることは出来るだろうけれど、果たしてこの音源の数が日々増えていくなかで、それがどれほどの宣伝効果を持つだろうか。恐らくクリックすらされない可能性のほうが高い。
だからといって、素人が複雑な曲を無理して歌わせたところで、人目を引く歌声に出来るかどうかといえば疑問である。むしろ不安定さを強調させて、敬遠されるキッカケになってしまうかもしれない。しっかり調声すれば、優秀な音源であるかもしれないのに。
また、慣れない人間がしっかりした最適な原音設定が出来るかも怪しい。これがなければ、どんな良い声であったもまともに歌わせることはできないのに。
真に望むなら、努力してやってみせろというのも正しいかもしれない。けれど、万人に「録音、原音設定、調声、プロデュース」全てをこなしてみせろというのも酷な話であると思う。

キャラの設定というのは、そういう時のためでもある。人目を引くためのパンダだ。
まずそのキャラがいることを認知してもらい、ついで歌わせたいと思わせることができればいい。
そのためだけに必要な設定ならば、初音ミクのようなボカロのように、外見と身長程度で十分なのだろう。
ただ、なぜボカロではミクが、UTAUならテトが多く使われるのかといえば、それは誕生の背景にある物語性も大きいと思う。
テトの「嘘の歌姫」といった誕生背景は、キャラクター設定とは関係がない。
けれど、その背景にインパクトがあり、かつ人の興味と関心を引くものであったからこそ、これほど多くの知名度を獲得できたと考える。
こうした「背景」は意図的に作り出すことは極めて難しい。
そこでその代替として、ある程度インパクトのある「設定」を作るのを目標にするのだと思う。
そして、そのインパクトある設定が出来たなら、あとはシンプルであればあるだけいいという認識は間違ってはいない。
音源の最終目標として「多くに歌わせてもらうこと」がそうであるならば、歌わせたいユーザーは、過剰なキャラクタ設定があれば戸惑うかもしれない。そのキャラに合った歌にしなければいけないのかと考えてしまうかもしれず、結局使用を敬遠してしまうかもしれない。

ではシンプルな設定とはどこまでを指すのか。
外見と、ただひとつかふたつのインパクトある設定(ロリコン、ショタコン、童貞、変態、幽霊、もうなんでもいいけれど)。
あとはせいぜい年齢くらいだろうか。歌わせたいユーザーの足かせとならない設定というのは…

ただ。
逆に、設定に惹かれて、「こういう設定ならこういう歌を歌わせたい」、ということもあるかもしれない。
その惹かれる設定とはどんなものだろう?それこそ千差万別である。
99人が余計だと思った設定が、たった1人にはどうしようもなく惹かれ、好きになってくれるきっかけになるかもしれない。
99人にも引かれるなんて嫌だと思う人もいれば、そのたった1人さえいてくれたなら、それだけで十分とする人だっているだろう。

ならば、どんな設定にしようが、考えるのはその作り手の好きにしていいはずだ。
どんな人だって、嫌々自分のキャラクタの設定をすることはないはずで、きっとそこには作り手の愛情が一欠けらでもあるはず(と思いたい)。自分の生んだキャラを、自分が愛せる設定に考えることは間違った行為ではない。
何がきっかけになるかなんて、誰にも予想は出来ないんだから。

ただし、そうして設定を深くしていくことで、惹かれる可能性を作ると同時に引かれる可能性も作っていることもまた、覚悟すべきである。
あくまでUTAU用音源のキャラクターを考えているのであって、自作の物語のキャラクターを作っているわけではないから。
(あるいは、そうした創作のキャラをUTAわせる、といった音源作成目的もあるかもしれない。その場合はまた別)

UTAU用音源キャラは、「自作キャラクタを他人の手に委ねる」という性質を持つ。
不特定多数の他者に、自作キャラの動かし方を託す。いわば共有財産とするのが前提となる。
この時、「共有であってもある程度の権利はこちらにある」として、「こういうことはさせないで欲しい」といった利用規約を設定するのであり、キャラの設定は「これも共有してね」という半強制のオマケである。
そして受け手=音源を選ぶユーザーにとっては、共有しなければならないと考える「オマケ」は多ければ多いほど重しとなりかねない可能性がある。

ユーザーを子供、音源キャラをオモチャと仮定する。
このオモチャは複数あり、それぞれに異なる「遊んでいい時間・場所・相手」(=設定・規約)などが決められている。決めるのはオモチャの作り手、つまり音源作者である。
子供は好きなオモチャを選んでいい。この時、「遊んでいい時間・場所・相手」が厳密に決められたオモチャを選ぶか、いつでも好きなときに、好きな場所で、好きな相手と遊んでいいオモチャを選ぶのか。どちらがより多く選ばれるかと考えれば、やはり後者であろう。

身長、体重、趣味、特技、性癖、一人称、二人称、好物、苦手、決め台詞、持ち物、……
過剰に決めすぎれば、受け手の想像の余地や、歌わせる曲の範囲まで狭めかねない。
詳細な性格や過去、環境、家族構成、そのキャラクタの存在する世界観まで決めてしまえば、受け手の想像の余地はさらに狭まると思われる。

ただし、狭まることが、その音源が選ばれにくくする原因となるかは絶対ではない。
しっかりとしたパーソナリティが決まっているならば、それを土台として、受け手の想像を刺激することだってある。
VIP発のテト、ルコ、リツは詳細な設定を持っているが、それらはユーザーを敬遠させる要素にはなっていない。むしろキャラ性が確立している分動かしやすい面を持っている。

そして実は、ユーザーの受け取り方もまた様々である。
UTAUを使って音源に歌わせるUTAUユーザーは、純粋に音楽畑の人間ばかりというわけではない。
勿論そのタイプの人が多いだろうが、同じくらい、キャラに惹かれて、そのキャラに歌わせたいから、という人もいる。
そうした人達にとっては、キャラを重視しているのだから、当然ある程度の詳細設定はむしろ歓迎することも多いだろう。

シンプルに徹した設定を「扱いやすい」と判断する人もいれば、「どんな子かわからないからどう扱っていいかわからない」という人もいるだろう。前者は詳細な設定を持つ音源を見れば「扱いにくし」と見るだろうし、後者なら「想像の土台ととっかかりにしやすくていい」と思うかもしれない。
ならばこそ、それがどう転がるかは想像がつかない以上、やはり設定をどうしようが、その作り手の好きにした方がいいのだ。
「こうあるべきらしいから、本当はもっと設定したいけどやめよう」と思う必要なんてない。

また、UTAUに興味を持っている人間の中には、同人的、二次創作的関心から各音源を見ている人も多数いることも無視は出来ない。
二次創作をする人達は、惹かれるキャラクターを見つけ、小説なり、絵なり作品を作って発表する。そうした作品が増えれば、その音源キャラを知る人も増えていく。
絵を描く人達の作品は、動画に使いたい素材に出来るかもしれない。「UTAU支援中タグ」をつけて作品を発表してくれる絵師は、全てがではないかもしれないが、多くは同人関係の二次創作者だろう。素材には出来なくても、そのキャラの作品が楽曲創作のインスピレーションを刺激してくれることもあるかもしれない。
自分で作品を作らずとも、そうした作品を閲覧することを好む人もまた大勢いる。
そうした人達は、二次創作元となったキャラが歌った動画にだって興味を持つかもしれないし、そうなれば楽曲の閲覧者となってくれる。
その音源キャラのファンが増えたなら、楽曲視聴者も増える可能性も上がる。とすれば、その音源を使おうと思うユーザーも増えるだろう。つまり、愛されるキャラになれたなら、おのずと使われる音源となる。
(これをキャラ目当てなんてと眉を潜めるのも、自分の曲を聴いてくれるなら、と歓迎する人も、それぞれだろう。)

故に、二次創作を好む人向けに設定を考えることだって、決して誤りではないのだと考える。けれど、可能性としてはやはり、自由度の低さは選ばれやすいとはあまり言えないかもしれない。
この辺の自由度=設定をどこまで作るかの判断の匙加減は微妙で、これが正解といえるものはない。
二次創作者とて、過剰にガッチリ設定を固められるより、多少の想像の余地がある方がいいだろうから。

多くの音源の設定は、「ある程度は無視していいよ」と断っているものを多く見受けられた。
けれど、やはり中の人のそのキャラに対する発言というのは大きな影響を持つし、設定をまる無視するのは躊躇されるから、やはり、最低限ブレたくない設定以外であれば、出来る限り表に出さないようにするといいかもしれない。


「使われる音源を作る」という目標値に対して出来る、キャラクター設定のあり方としては、こんな感じに考えられる。
設定は多すぎず、少なすぎずを心がければいい。




けれど。

こんなのただの「考え方の一つ」であって「ただひとつの正解」なんかじゃない。

キャラの設定をする意味は、「使われる音源であるため」だけじゃない。
音源を作るとき、必ず「使われる音源」を目指さなきゃいけないなんて決まりごとはない。
音源を作る理由もきっかけもそれぞれ異なり、何が正しく何が悪いなんてない。
自分が「こういうキャラを作りたい」から音源を作った、ということだってあるだろう。
創作物語の創作キャラのために音源を作ったのかもしれない。
ごく身近な仲間と内輪で楽しむために(キャラであれ、歌わせることであれ)、キャラを作り音源を作る理由だってありだ。

「他のユーザーに歌わせてもらえるかもしれない、そうしたらラッキー、そうある努力もする、でも、それが音源を作った理由でも、最終目標でもない」

作りたいから、楽しみたいから作った。それのどこがいけない?
そうした姿勢が受け入れられないかもしれない(反対意見者から文句や批判が来るかもしれない)、その覚悟さえ出来ているなら、あとは「UTAU」でどんな遊び方をしようが自由であると考える。

大事なことは、音源であれキャラであれ、作品を公に発表した時、それを受け手がどう感じるかは制限できない、受け手の自由なのだから、絶賛を受ける可能性も、きつい批判や、的外れな文句、嘲笑がくる、あるいはガン無視される可能性も、覚悟をしておくこと。賛同者にだけ見せるわけではない、不特定多数の中には、まったく反対の意見、見解、認識、見方をする人が、当然いるのだから。
そして、そうした反応がきたとき惑わないために、自分がその作品を何故作ったのか、何を目的に、何を目標にしていたのかを、自分自身がしっかり把握しておくこと。
それさえしっかりしていれば、どんな設定を作ろうか迷わないだろうし、どんな設定にしようが構わないだろう。
そう思います。


UTAU音源を作ろうという人、作った人をたくさん見た中で得た感想は、「だいぶ自由に遊んでいるな」ということ。
少し深く関われば、いろんな「お約束」や「ルール」「暗黙の了解」など、けっこう縛りがある界隈なんだけど、そんなこと知らない新規ユーザーは、割りと自由にキャラ作り、音源作りを楽しんでいる。
それをいけないこととは思わないし、否定したくもない。

ただ、同時に色々と認識が甘そうだという危惧もある。
各種ツールや情報の整備のおかげで、以前より手軽に自作音源が作れるようになっているから、安易に配布まで至っている。
そうした音源の多くは、規約も何もないし、ただ音素とキャラ設定だけ、というパターンである。そして、それは年齢が若い人に多い。
自分の声データをネット上に配布することの怖さがわかっていない。これだけは、放置しておくのが恐ろしい。
ここから先はキャラ設定から話題がずれるのでまた別記事で。




(…ちょっとモヤっとしたキッカケで、今まで思ってたことをダダダダダと書いていったら、長くなりすぎました。
微妙に論点が重なったり繰り返したり支離滅裂になったりしている気がしますが、……うーむ;)
コメント
コメント
初めまして
遊音コウタの中の人です。
以前、検索でリストに遊音の名前がをある事に
気づいてから良くブログを見させて頂いてます。


とても勉強になりましたので、コメントさせて頂きました。
最期の方の記事をみて色々と私も当たっているなと感じ、
一つの想いとして聞けて良かったなと思っています
では、失礼しますね

2010/01/21(木) 01:00:59 | URL | フユネコ #3OfP4ayw [ 編集 ]
コメント返信
フユネコさんいらっしゃいませ!
コウタ君の情報探しにブログをうろつきまわりましたスイマセンw

音源のキャラ設定については「そんなのいらない」という声がちょっと大きかったので、「私はこう思うな」という意見も表に出したかったのです。
一意見として、何かしらの参考になれたならよかったと思います。
2010/01/22(金) 20:54:52 | URL | J野 #- [ 編集 ]
お返事ありがとうございます
お久しぶりです。
コウタの情報探しにブログをうろつきまわって
頂いてたのは嬉しいです。ありがとうございました


音源のキャラ設定は大百科の掲示板でも目にした事が
あったので色々考えますね好かれるようにするのも
試行錯誤しますし・・・


後、千種さんの声聞きましたがカッコ良い声で
気にいりました!素敵なので今後の活躍こ楽しみにしています。
2010/01/31(日) 17:57:32 | URL | フユネコ #3OfP4ayw [ 編集 ]
コメント返信
こんにちは。
キャラの設定なんて究極的には作った本人の勝手なんですけどねぇ。
これを出来れば好かれたい、好かれやすいキャラのためにはどうすればいいか、と考えだすと、なかなか難しいものですね。

おっと、千種の声を聴いていただけましたか。
嬉しいなぁありがとうございますw
活躍させてあげられるよう、手をかけていきたいなと思っております。
コウタ君も是非頑張って下さいまし!

2010/02/02(火) 18:45:31 | URL | J野 #- [ 編集 ]
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